人が寄り添う集会所
設計するにあたって考えたこと。伝えたこと。
外観の屋根形状にメッセージをこめた。
自治会員が寄り添い助け合って暮らしていける地域であってほしい。との思いを込めた。
変幻自在の間取り。田舎家の田の字プラン。
人数や使用目的に合わせて、間仕切ったりワンルームで使ったり。昔から伝承されたプランであるが非常に合理的である。
自治会のみなさまに設計するにあたって伝えたこと。
1.地域の振興
祭りや運動会など年間行事を通して多くの人に参加して頂き、活発な活動が
行われる拠点でありたい。
2.地域の交流
敬老会 子供会 婦人会 青年部など、自治会内のサークルや教室、色々な立場の方が利用できる施設でありたい
3.憩いの場
シンボルツリー・四季の花木・広場を通じて、ささやかな季節感やちょっとした優しさや気遣いが、感じられたり気付いたりできる空間でありたい。
4.安心して末永く使える建物であること
無理のない構造。修繕、補修が容易なこと。耐久性の高い建材の選択。
建築概要
所在地:大阪府門真市
主要用途:自治会館(集会所)
敷地面積:165㎡
建築面積:74㎡
延床面積:73㎡